補助金へのさまざまな質問をイメージするイラスト
補助金Q&A・全30問

補助金申請のよくある質問
FAQ

実際のご相談で特に多くいただく質問を、行政書士・中小企業診断士の視点から30項目に整理しました。申請前に知っておきたい制度の基本から、経費ルール、採択後の注意点まで、カテゴリ別にまとめています。

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補助金制度の基本

4問
Q 補助金は申請すれば必ずもらえますか? ★★★★★
A いいえ。補助金は「審査制」です。要件を満たして申請しても、必ず採択されるわけではありません。予算の枠や事業計画の審査結果によっては不採択となる場合があります。

補足:「助成金(主に厚生労働省系)」は要件を満たせば原則受給できますが、「補助金(主に経済産業省系)」はコンテスト形式で優れた事業計画が選ばれる仕組みです。

よくある誤解:「要件を満たしているから絶対にもらえる」「専門家に頼めば必ず受かる」という誤解。


Q 不採択になるリスクがあるなら、補助金を申し込まない方がいいですか? ★★★★
A 「補助金がなくても実施したい事業か」を基準にご判断ください。

補足:補助金申請では、不採択リスクや資金繰りの負担を考慮することは重要です。また「補助金がなくても自力で実行する」という事業計画こそが、採択されやすいです。

よくある誤解:「補助金がもらえるならやるが、もらえないならやらない事業」で申請する。


Q 補助金はかかった費用の100%が支給されますか? ★★★★★
A いいえ。補助金には「補助率(例:1/2、2/3など)」と「補助上限額」が定められています。

補足:例えば、補助率2/3・上限額100万円の補助金で、税抜150万円の経費がかかった場合、補助されるのは100万円で、残り50万円+消費税分は自己負担となります。

よくある誤解:「上限額が2,000万円だから、2,000万円分タダで買える」という誤解。
Q 補助金は一年中、いつでも好きなタイミングで申請できますか? ★★★★
A いいえ。「公募期間」が決められており、締切日までに申請する必要があります。

補足:補助金は年1回〜数回程度の「公募(スケジュール)」が発表されます。次回の公募が未定になることも多いため、自社の投資タイミングと補助金のスケジュールを合わせる必要があります。

よくある誤解:「いつでも自分の都合のいい時に申し込めばいい」という誤解。

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申請対象者・事業の要件

4問


Q 既存事業の延長でも「新規事業」として申請できますか? ★★★★
A 不採択になるリスクが高いです。

補足:新事業系の補助金では「製品・サービスの新規性」や「市場・ターゲット層の新規性」が厳しく問われます。「既存の商品を、同じ顧客層に、単に新店舗で売るだけ」では新規性とは認められません。

よくある誤解:「新しいサービス名をつければ新規事業として認められる」という誤解。


Q 設立直後やスタートアップでも申請できる補助金はありますか? ★★★★★
A ありますが、対象となる補助金は限られます。

補足:自治体独自の「創業補助金」等は対象になりますが、国が実施する「省力化補助金」などは「導入前後の実績の比較」が必要になるため、事業実績のない設立直後の企業は採択が極めて困難です。

よくある誤解:「新しく会社を作ったから、とりあえず大きな補助金を狙いたい」という誤解。


Q 個人事業主でも補助金は申請できますか? ★★★★★
A はい。多くの補助金で申請可能です。

補足:「小規模事業者持続化補助金」や「IT導入補助金」など、個人事業主を対象とした補助金は多数存在します。ただし、確定申告書の控え(税務署の受付印や受信通知があるもの)などの提出が求められます。

よくある誤解:「補助金は法人(株式会社など)しか申し込めない」という誤解。


Q 自己資金が少ない、あるいは赤字決算でも申請できますか? ★★★★★
A 申請は可能ですが、審査のハードルは上がります。

補足:補助金は後払いであるため、審査において「資金調達能力」や「事業の継続性」が厳しく見られます。赤字の場合は、それをリカバリーするための明確な事業計画が求められます。

よくある誤解:「資金繰りが苦しいから、救済措置として補助金をもらいたい」という誤解
(※補助金は融資や救済金ではありません)。

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資金計画・支払い方法

3問


Q 補助金はいつ受け取れますか?(自己資金ゼロで始められますか?) ★★★★★
A 補助金は「後払い」が原則です。事業を実施し、先に自己資金で経費を全額支払った後に、実績報告を経てから支払われます。

補足:手続きの流れは「①申請・採択 → ②交付決定 → ③発注・支払い → ④実績報告 → ⑤補助金入金」となります。そのため、事業実施時は自己資金やつなぎ融資などで資金を立て替える必要があります。

よくある誤解:「採択されたらすぐにお金が振り込まれる」「自己資金ゼロでも事業が始められる」という誤解。


Q 経費の支払いは、現金払いや個人のクレジットカードでいいですか? ★★★★★
A 原則として「法人(または事業主)名義の銀行振込」が必要です。

補足:補助金では、お金の流れを明確に証明する必要があります。現金払いやポイント払い、個人名義のクレジットカードや口座からの支払いは、証明が困難なため対象外とされるのが一般的です。

よくある誤解:「社長個人のカードで立て替えて払っても、領収書があれば経費になる」という誤解。


Q 補助金が出るまでの立て替えとして、銀行から融資を受けることは可能ですか? ★★★★★
A 可能です。「つなぎ融資(POファイナンス等)」を利用する事業者は多くいます。

補足:採択・交付決定を受けた事業計画書や通知書をもとに、金融機関に一時的な資金の融資を申し込むことができます。資金繰りに不安がある場合は、申請前から金融機関に相談しておくことを推奨します。

よくある誤解:「補助金をもらうのだから、銀行からお金を借りてはいけないルールがある」という誤解。

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対象経費のルール

6問


Q すでに支払った経費や購入した設備は対象になりますか? ★★★★★
A いいえ。契約済みや支払済みの経費は、原則として対象外です。

補足:補助金は「これから実施する新たな事業」を支援する制度です。過去に購入したものや、すでに着手している契約・経費を後から補助金に申請することはできません。

よくある誤解:「先日買った機械の代金を補助金で補填したい」という誤解。


Q どんな経費でも補助金の対象になりますか? ★★★★
A いいえ。補助金ごとに「対象となる経費項目」が厳格に決められています。

補足:例えば、ある補助金では「機械設備」は対象でも「広告費」は対象外になるなど、制度ごとにルールが異なります。日常的な運営費や飲食費なども対象外です。

よくある誤解:「事業に使うものなら何でも経費として申請できる」という誤解。


Q パソコン、スマートフォン、自動車は補助金で買えますか? ★★★★
A いいえ。汎用的な経費は、原則として対象外です。

補足:補助金では「汎用性が高く、目的外使用になり得るもの」は対象経費として認められません。特定の業務にしか使えない専用機材のみが対象となることがほとんどです。

よくある誤解:「新事業のために最新のMacBookや営業用の車が欲しいから補助金を使う」という誤解。


Q HP制作、ECサイト構築、Web広告費は全額補助されますか? ★★★★
A 単独では申請できない、または厳しい制限があるケースが多数あります。

補足:小規模事業者持続化補助金では、ウェブ関連費は「補助金申請額の1/4まで」という上限があります。また、システム開発等をスクラッチ(ゼロからの独自開発)で行う場合は対象外となる補助金もあります。

よくある誤解:「HPを新しく作りたいから、その費用全額を補助金で出したい」という誤解。


Q 実店舗の家賃や内装工事費は対象になりますか? ★★★★
A 家賃は原則対象外です。内装工事や店舗開設費は補助金によります。

補足:「省力化補助金」や「IT導入補助金」では、店舗の物理的な開設費用(内装・什器)は対象外です。「新事業進出補助金」等では建物費として認められる場合がありますが、既存事業と同じものを売るだけの移転・増設は不可です。

よくある誤解:「新しいお店を出すための敷金・礼金・家賃を補助金で賄いたい」という誤解。


Q 専門家に払う「申請支援費用」や「成功報酬」も補助金の対象になりますか? ★★★★
A いいえ。補助金申請に関する費用は、原則として対象外です。

補足:補助金申請をサポートする行政書士やコンサルタントへ支払う報酬は、補助金の対象経費には含めることができません。

よくある誤解:「補助金申請に関連する費用も補助金対象として申請できる」という誤解。

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事業計画・発注先のルール

2問
Q 購入先、契約先を自由に決めていいですか? ★★★★
A 一定金額(例: 50万円や100万円以上)の場合、2社以上からの「相見積もり」が必要です。

補足:適正な市場価格で購入しているかを確認するため、複数社からの見積書取得が義務付けられている補助金が多くあります。知り合いの業者だからと1社だけで進めると認められません。

よくある誤解:「懇意にしている業者に発注することは決まっている」という誤解。


Q 業務をすべて外注(他社)に丸投げしてもよいですか? ★★★★
A 認められないケースがほとんどです。

補足:補助金は自社の成長やノウハウ蓄積を支援するものです。自社は企画だけで実作業をすべて外注に任せるような計画は対象外となります。「外注費は補助対象経費総額の1/4以内」といった制限が設けられることもあります。

よくある誤解:「自社は企画会社として、制作から運用まで全部外注する費用を補助金申請したい」という誤解。


申請準備・専門家への依頼

3問
Q 申請手続きを専門家に「すべて代理で」行ってもらえますか? ★★★★★
A いいえ。電子申請(GビズID等を用いた申請)は、事業者ご本人が行うことが法律・規約等で義務付けられています。

補足:専門家が事業者のIDとパスワードを預かって代理申請することは違法行為(不正アクセス等)にあたります。専門家はあくまで「事業計画策定の支援」や「入力のアドバイス」を行い、最終的な申請ボタンはお客様自身に押していただきます。

よくある誤解:「専門家に依頼すれば、丸投げで全部勝手に申請しておいてくれる」という誤解。


Q 専門家に依頼して着手金を払えば、100%確実に採択されますか? ★★★★★
A いいえ。採択を100%保証することは誰にもできません。

補足:審査を行うのは事務局や外部の審査員です。専門家は「採択の確率を最大限に高める」ための支援を行いますが、採択を保証することは不可能です。「絶対に受かる」と断言する業者がいれば注意が必要です。

よくある誤解:「専門家を使えば、確実に採択されるはずだ」という誤解。


Q 補助金は、思い立ったらすぐに(今日明日にでも)申請できますか? ★★★★★
A できません。電子申請に必要な「GビズIDプライム」の取得に数週間かかる場合があります。

補足:ほとんどの補助金申請には「GビズIDプライム(国の認証システム)」のアカウントが必要です。このアカウント発行には、印鑑証明書の郵送と審査が必要なため、準備は余裕を持って行う必要があります。

よくある誤解:「締切の前日でも、ネットですぐに申請できるだろう」という誤解。

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採択後・事業実施のルール

3問
Q 採択されたらすぐに発注や購入をしてもいいですか? ★★★★★
A いいえ。原則として、発注や購入は「補助金の交付決定後」に行う必要があります。

補足:採択通知はあくまで「候補として選ばれた」状態です。その後の「交付決定」の連絡を待たずに契約・発注・支払いを行った経費は「事前着手」とみなされ、補助対象外となってしまいます。(※一部の例外を除きます)

よくある誤解:「採択結果が出たからすぐに契約して進めてしまった」という取り返しのつかないミス。


Q 採択された後、申請した機械とは別のものを買うことに変更できますか? ★★★★
A いいえ、勝手に変更することはできません。事前に事務局の承認が必要です。

補足:メーカーの欠品や事業環境の変化で別の設備に変更したい場合、事前に「計画変更承認申請」を行い、事務局の許可を得る必要があります。無断で変更すると補助金が支払われません。

よくある誤解:「予算内で収まるなら、採択された後に買うものを自由に変えてもいい」という誤解。


Q 決められた期間内に納品や支払いが終わらなかったらどうなりますか? ★★★★★
A 原則として、補助金は一切受け取れません。

補足:補助事業には「補助事業実施期間」が厳密に定められています。この期間内に、発注・納品・検収・銀行振込まですべてを完了させる必要があり、1日でも遅れると補助対象外(辞退扱い)になります。

よくある誤解:「発注さえしておけば、納品や支払いが期限を少し過ぎても大目に見てくれる」という誤解。


実績報告・受給・その後の義務

5問
Q 「賃上げ」などの目標が未達だった場合、どうなりますか? ★★★★★
A 補助金の返還を求められるリスクがあります。

補足:多くの補助金では、給与支給総額の増加や最低賃金の引き上げが「必須要件」となっています。少人数の会社の場合、1人の退職や給与減が比率に大きく影響するため、無理な計画は禁物です。

よくある誤解:「賃上げはあくまで努力目標であり、達成できなくてもペナルティはない」という誤解。


Q 領収書だけ保管しておけばお金は振り込まれますか? ★★★★
A いいえ。領収書だけでは不十分です。

補足:実績報告では、「見積書・発注書・契約書・納品書・請求書・領収書・銀行の振込明細」など、取引の最初から最後までの一連の証拠書類がすべて必要になります。

よくある誤解:「とりあえず払った時の領収書だけあれば証明になる」という誤解。


Q 採択されたら、申請した補助金額は必ず確定して支払われますか? ★★★★
A 必ずしも確定しません。実績報告の段階で減額される場合があります。

補足:申請時の金額はあくまで「上限の予定額」です。実際の購入金額が下がった場合や、補助対象外とみなされる経費(振込手数料など含む)が含まれていた場合は、支給される補助金額は減額されます。

よくある誤解:「採択通知に1,000万円と書いてあるから、何があっても1,000万円もらえる」という誤解。


Q 補助金で購入した設備は、不要になったらすぐに売却できますか? ★★★★★
A 原則としてできません。

補足:補助金で購入した機械やシステムには「財産処分制限」が設けられています。一定期間(法定耐用年数など)内に無断で売却、廃棄、目的外転用を行うと、補助金の返還義務が生じます。

よくある誤解:「自社のものになったのだから、すぐにフリマアプリ等で売却しても自由だ」という誤解。


Q 補助金を受け取ったら税金はかかりますか? ★★★★★
A はい。一般的に法人税や所得税の課税対象(益金・事業所得)となります。

補足:補助金は売上と同じように「収入」として扱われます。ただし、設備投資等に充てた場合は「圧縮記帳」という特例を使って、その年の税負担を一時的に軽減できる場合があります。詳しくは税理士にご確認ください。

よくある誤解:「補助金は国からもらうものだから非課税だ」という誤解。

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当センターの報酬体系

成功報酬制を基本としております。
ただし、申請に不可欠な申請者のご協力をコミットしていただくため、一定の「着手金」を頂戴しております。何卒ご理解ください。

申請金額/採択金額着手金成功報酬
100万円未満5万円 10%
(一律)
100万円以上 1000万円未満10万円
1000万円以上個別にご相談
(基本的に申請金額の1%)

※上記は原則的な料金体系であり、案件の内容により個別のご相談にも対応いたします。詳細・お見積りはお問い合わせフォームよりお気軽にご確認ください。

当事務所の支援範囲

当事務所では、上記の課題やリスクをクリアし、採択の可能性を最大限に高めるため、以下のサポートを提供いたします。

  • まずは御社の状況に応じて最適な補助金を一緒に検討し、ご提案いたします
  • 補助金要件(新規性の立証や内製化の強調など)を満たす事業計画書の策定支援
  • 補助対象経費の構成や予算見直しに向けたアドバイス
  • 電子申請システムへの入力や手続きに関する各種助言
  • 申請後の当局からの追加書類・追加情報提出要請への対応、採択後の交付申請、交付前の実績報告まで、一連のプロセスすべてをサポートします

電子申請自体は申請者ご本人が行うことが法律で義務付けられています。しかし、申請内容を作成するにあたっては、できる限り当センター側で手を動かします。当センターが主導し、御社へ重要ポイントをお伺いして必要な情報を引き出し、事業計画を形作っていきます。御社が直接手を動かすことを可能な限り最小限とし、弊社とのコミュニケーションや打ち合わせを進める中で、準備が進んでいくように努力していきます。

国家資格の経営コンサルタントである「中小企業診断士」が、御社の経営状況や経営課題に合わせた補助金の選定から、採択につながる高品質な事業計画の策定を行います。そして、行政手続きの専門家である「行政書士」が、補助金申請に必要な書類の作成から一連のプロセスを推進します。2つの国家資格を持つ当センターだからこそできる、ワンストップサポートを提供します。

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